2024.07.15
「1000分の1の息子と共に」重度知的障害者の子供が生まれる確率
心中も考えた「我が子の重度障害を隠した自分」
いつも能天気な適当なブログですが
障害者の子をもつ親御さんたちと
色々お話を伺うことが多いので
今日はかなり悩んでいる方と話を
したので少し自分のことを!
大企業の積水ハウスの社員で
奥さんと順風満帆な結婚生活を
歩んでいたのですが奥さんが
29才の時に妊娠をし出産
息子が2歳の時に
この子はきっと
障害者だよとニコニコ息子を
あやしながら私に話してきた
え?
おまえの勘は当たらないよと
言いましたが病院に行ったりして
回答待ちと(-。-;
結果
重度知的障害者とドクターに言われ
頭が真っ白でした
しかしやりとりは普通で元気もよく
イタズラばかりしてくるので
信じなかったのです
症状は確かに言われたとうりですが
人より物覚えが遅いだけだと
思い3歳から一年生までは
マンツーマンでキャッチボールを
したりとにかく遊んで英語の教材も
買って一緒に勉強したり熱心でした
アンタねー
障害を受け入れてあげて!と
嫁さんから言われても認めず
市役所に障害者の手続きも
しなかったのです
絶対に障害者ではない!と
結局息子が三年生までは受け入れず
権利も行使せずあくまでも
普通の子!と同じようにしてました
「父親失格だった」息子の障害を受け入れる
自分の中でプライドがあったの
でしょう!理想ばかりが膨らんで
障害のある息子を自分の人生に
迎えることが想定外
愚かなオッさんだ
丁度その頃は各務原市に進出して
スタッフも10人くらいいて
毎日バタバタで帰宅は深夜
社内結婚が三組で6人退職して
人手不足から精神的にボロボロ
仕事も沢山あって回らなくなったのです
自宅に帰って息子の寝顔を見ながら
二人で遠くに行くかぁ?
息子のこの先の人生を考えて
いつも一緒にいよーなと
一瞬よからぬことも考えたのです
パパぁ
お帰り〜と息子がニコニコ笑顔で
起きて
私は気持ちが切り替わったのです
どこの健常者の子より
幸せにしてあげようと
人の助けがないと生きて行けない
ならしっかりサポートしようと
お金もどれだけかかってもいい
人よりいい人生を歩ませると
決めて今があります
毎年夏は沖縄に家族で行きます
海が好きな息子の為
私が還暦のときは息子を
海外に連れていき旅をしようと
考えています
自分で行きたいとこに行けない
なら私が連れて行きます
私が行けないなら次男が
います 嫁さんもいます
社会人になりスイミングも継続してます
スイミングも15年目になります
大会に参加できるまでになり
色々諦めず好きなことをやってきて
良かったです
Oさん 私にもこんな経験が
あるのです 今がニコニコできるのは
嫁さんや家族のおかげです
障害者の息子は真面目なんです
仕事で私は嘘や手抜きをしないのは
彼のおかげでしょう
そんな生き方をしたら恥ずかしいです
色々息子からは学ばせて
もらってます
まだまだ私の親バカは続きます
1000分の1の出会い
今では息子と出会って良かったです
お客様も私と出会って依頼をして
良かったと思われたいものです
障害者のお子さんをもつ親御さん
寝顔を見てください
気合い入りますよ(^^)
今度は気が向いたら障害者雇用
について書きます
古い話ですが参考になれば
幸いです