2023.05.19
洗面所の床がブヨブヨする原因は?腐食した床下リフォームの流れ・施工費用を解説!
目次
洗面所の床がブヨブヨする原因は何?
洗面所の床がブヨブヨしたり、歩くとグラグラと床が沈む場合は、洗面所の床が湿気や水分によって腐食している可能性があります。特に洗面所は水の利用が頻繁なため、どうしても湿気が溜まりがちです。例えば、飛び跳ねた水がそのままになっていたり、適切な換気ができずに過剰な湿度の状態のまま放置しておくことが要因としてあげられますね。
さらに、洗面所が浴室に隣接していたり、洗濯機が設置されていたりすると、さらに湿度が高くなります。浴室との温度差による結露や、浴室との窓枠の隙間からの漏水、さらには洗濯機や洗面台の配管からの水漏れなども、床の腐食を悪化させる大きな要因となるでしょう。
床材や下地が腐食すると、見た目の問題だけでなく、カビやシロアリの発生原因にもなりますし、最悪の場合、建物の土台部分にも被害が及ぶ危険性さえあるので注意が必要です。
洗面所の床のリフォーム費用はどれくらい?
洗面所の床の張替えにかかる費用としては、一般的には約2万円から10万円程度が相場となるでしょう。しかしこれはあくまで目安で、施工規模や使用する床材などによって、費用が大きく異なってくる可能性があることを忘れてはいけません。
ここからは腐食した床をリフォームする際の費用を左右する要因について、詳しく解説していきます!
リフォーム費用を左右する要因は?
床材の質にこだわる場合
当然ではありますが、「よりグレードの高い」 or 「人気でオシャレな床材」を選ぶほど、リフォーム費用は高くなってしまいます。特に洗面所のような水回り空間では、防水性能や耐湿性など、最低限抑えておきたい機能を持った床材を選ぶ必要があります。
そのため、一般的なリビングや寝室の床材と比べて費用が高くなる可能性があることを念頭に入れておくと良いでしょう。
床の腐食がひどい場合
床の腐食が進行している場合、単に表面の床材を交換するだけではなく、床の下地や梁や根太などの構造部分まで修理、交換をする必要が出てくるため費用がかさんでしまいます。
しかしそのまま放置しておくと、上部の床材を変えても腐食は残ったままで、老朽化やシロアリなどの害虫の発生を招く可能性があるため、必ず修繕するようにしましょう。
床下リフォームの流れは?
腐食に繋がった原因を突き止める
まずは腐食した床が「なぜ腐食してしまったのか?」を特定する必要があります。手洗いによる水滴落ちの蓄積であればいいものの、配管から水漏れが発生していたり、換気が十分に行われておらず湿気を逃しきれていないなどの理由があれば、その根本から修繕していく必要があるのです。
そのためまずは、腐食の原因となってしまった事象をしっかりと突き詰め「どういったリフォーム内容で修繕していくのか?」を決定していきます。
古い床材を撤去し、修繕箇所を見つけ出す
腐食の原因が特定できたら、すでに腐食してしまっている床材を取り除き、梁や下地板など、床下の骨組み部分が損傷していないかを確認します。
たとえば、床がブヨブヨしているだけだと思っていても、実際には床構造の一部(柱や支えの部分)まで腐食が進んでいる可能性があり、そのまま床だけ張り替えを行っても、根本的な解決になっていない可能性があるのです。
そのため「どこまで腐食しているのか?」や「どの箇所を修繕すべきなのか?」を、この時点で明確にしていきます。
新しい床材の設置
腐食した建材の撤去が完了したら、最後に新しい床材を設置します。床材は、再度腐食が進まないためにも、防水性・耐久性が高く、メンテナンスが容易な素材を選ぶことが最適でしょう。
具体的には「ビニルタイル」や「セラミックタイル」など、オシャレなデザインと高い防水性を兼ね備えた建材がピッタリです。ぜひ参考にしてみてください。
洗面所に適した床材の選び方は?
洗面所の床材は、具体的にどのような機能を踏まえた素材を選ぶべきなのでしょうか?ここからは、洗面所の床材の選び方について詳しく解説していきます!
耐水性と強度で選ぶ
とかく水回りには湿気はつきもの。腐食対策のためにも耐水性の高い床材であることは必須と言えるでしょう。特にお風呂場に近い場合が多い洗面所は湿度が高くなりやすいため、耐水性は重要です。
また、洗濯機などの重い家電を設置する場合は床材の強度も必要となるでしょう。例えば、セラミックタイルやビニルタイルは、その耐水性と強度から洗面所の床材としてよく選ばれることが多いです。ぜひ参考にしてみてください。
水ハケがよく、 手入れのしやすい素材を選ぶ
洗面所は家族が毎日使う場所ですので、おのずと水滴も多く溜まってしまいがちです。飛び散った水や溢れた洗剤、化粧品など、湿気につながる要因はさまざま。万一水分が床に付着してしまった際にも、水ハケがよく、簡単に拭き取ることができる素材を選ぶようにしましょう!
デザインや色で選ぶ
せっかくリフォームするのであれば、これを期に洗面所を自分好みのデザインにしてみるのも良いでしょう。特に洗面台や洗濯機との色のバランスを考えて床材の色や素材を選んであげれば、全体的にまとまりのある空間作りができますし、床のデザインに少しこだわるだけで、生活感のないオシャレな空間となること間違いなしです。
洗面所の床リフォームについてよくある質問は?
Q:洗面所の床リフォームに必要な許可は何ですか?
A:洗面所の床のリフォームは一般的に建築物の構造に大きな影響を与えないため、特別な許可は必要ありません。しかし、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、建物管理会社や自治体に報告・相談する必要があります。
Q:洗面所の床リフォームのコストはどのくらいですか?
床リフォームのコストは選ぶ材料、床の面積、施工業者の料金などによりますが、一般的には数十万円から数百万円となることが多いです。具体的な見積もりは施工業者に相談することをおすすめします。
Q:洗面所の床リフォームにどのような材料が最適ですか?
洗面所は水を使う場所であるため、防水性や耐水性のある材料が最適です。ビニールタイルやセラミックタイル、防水性能のあるウッドフローリングなどがよく使われます。また、清掃のしやすさやデザインも考慮すると良いでしょう。
Q:洗面所の床リフォームの工期はどれくらいですか?
工事の内容にもよりますが、床のリフォームのみであれば数日から1週間程度かかることが多いです。ただし、床下の配管作業が必要な場合や、床のレベルを変更する場合などはもう少し時間がかかる可能性があります。
Q:洗面所の床リフォームによるメリットとデメリットは何ですか?
メリットとしては、床の材質を変えることで見た目の改善、清掃の容易さ、滑りにくい素材を選ぶことで安全性の向上などがあります。デメリットとしては、コストがかかること、工事による生活の一時的な不便さがあることなどが挙げられます。
Q:洗面所の床リフォームの際に注意するべき点は何ですか?
リフォームを行う際には、まずは防水性と耐久性を重視し、適切な材料を選ぶことが大切です。また、床の下に配管がある場合は、工事中にそれらを損傷しないよう注意が必要です。その他にも、洗面所の床リフォームに伴い、排水口の位置が変わる可能性がありますので、それに伴う配管工事を予め計画することも大切です。
Q:洗面所の床リフォームの際、どのような業者を選べばよいですか?
信頼性と経験がある業者を選ぶことが重要です。その業者が過去にどのようなリフォームを行ってきたのか、顧客の評価はどうかなどを確認すると良いでしょう。また、リフォームの詳細な見積もりを提供してくれ、それが理解しやすい形であるかも重要なポイントです。
Q:洗面所の床リフォーム後、メンテナンスはどのようにすればよいですか?
リフォーム後のメンテナンスは、選んだ床材によります。タイルの場合は定期的に目地の清掃やシーリングの再塗装が必要になることがあります。ビニールタイルの場合は、汚れがつきにくく、汚れても拭き取りやすいですが、傷がつきやすいため注意が必要です。ウッドフローリングの場合は、定期的なワックス掛けや、水分に対する注意が必要です。各材料のメンテナンス方法については、リフォーム業者にアドバイスを求めると良いでしょう。
Q:洗面所の床リフォームで、バリアフリーを考慮することは可能ですか?
バリアフリーを考慮した床リフォームは可能です。例えば、滑りにくい素材を選ぶ、段差をなくす、手すりを設置するなどの工夫が可能です。その場合、専門的な知識を持つ業者と一緒にプランを練ることが重要です。
腐食が進行する前に、まずはリフォーム業者に相談しよう
本記事でも解説した通り、床の腐食は放っておくと家全体を老朽化させてしまう問題へと発展してしまいます。「リフォーム業者を呼ぶまでもないし…」と考えている方も、異変に気づいたら「腐食が進んでいないか」「シロアリなどの被害に遭っていないか?」などの点検を受けるようにしましょう!
当社ではこれまで、岐阜県(岐阜市・各務原市)を中心に、水回りに関するさまざまなリフォームを行って参りました。
まずは無料相談だけでもOKですので、ご家庭の水回りの異変に気づきはじめたら、ぜひお気軽にご相談ください!
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