2023.04.25
【岐阜市】住宅リフォームで使える補助金・助成金制度について詳しく解説!
ご自宅のリフォームを検討するにあたって、費用を抑えるためにも補助金や助成金を利用したいと思う方は多くいらっしゃいますが、実際どのような制度があるのか、申請方法や条件は何なのか、わからなくて不安になりますよね。
本記事では、補助金・助成金の基本的な知識から、申請する前に知っておくべきポイント、リフォーム工事で使える補助金・助成金の種類まで詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
水回りをまとめてリフォームする際の補助金について詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『水回り4点セットのリフォーム費用や相場、補助金・助成金を解説!』
目次
そもそも「補助金・助成金」って何?
住宅リフォームにおける補助金制度とは、国や地方自治体が提供する経済的支援のひとつで、住宅の改修や改築を行う際に利用できます。補助金は、住環境の向上、省エネルギー化、耐震性能の向上などの目的に応じて提供されますが、必ずしも補助金が適用されるわけではありません。
住宅リフォームを行うにあたって補助金・助成金制度の利用を検討されている方は、事前に補助対象となる経費・補助の割合・上限額などを確認しましょう。
補助金申請する前に知っておくべきことは?
「補助上限」について
補助上限とは、補助金が支給される最大金額のことです。この金額は、補助金の種類やリフォームの内容によって異なり、制度ごとに定められています。
例えば、補助金における補助上限が100万円の施工を行う場合、100万円以上の金額は支給されないというわけです。
「補助率」について
補助率は、リフォーム費用に対する補助金の割合を示します。
例えば、補助率が50%である場合、リフォーム費用の半額が補助金として支給されることになります。これを先ほどの「補助上限」とあわせて見てみると、
(例)補助上限100万円、補助率50%の補助金が適用される施工において、実際の施工が【80万円】かかった場合
⇒80万円(上限未満なのでOK)× 50% = 40万円を補助金として利用可能
といったイメージとなります。
また補助率は、補助金の種類やリフォームの内容、申請者の属性(低所得者や高齢者など)によって、パーセンテージが異なりますので、制度を利用する前に確認しておく必要があるでしょう。
「採択率」について
補助金は国や自治体が支給するものですので、利用条件に当てはまっているからといって、誰にでも補助金を給付しているわけではありません。
補助金というのは、一定の基準に基づいて制度を利用できる施主が選定されるのですが、その際の倍率というのが「採択率」にあたるというわけです。
リフォーム工事で使える補助金・助成金は?
リフォーム工事で受け取ることができる補助金には、大きく分けて下記2つがあります。
- 国の補助金・助成金
- 自治体の補助金・助成金
ここからは、上記2つの補助金制度について詳しく解説していきます!
また「自治体の補助金」については、各自治体ごとに補助内容も異なりますので、本記事では、当社が本社を置く岐阜県(岐阜市)で利用可能な補助金制度についてご紹介します!
国の補助金:長期優良住宅化リフォーム推進事業
一戸建てや共同住宅において、耐震性・省エネ性能の高い家へとリフォームする際には「長期優良住宅化リフォーム推進事業」といった名目で、補助金が適応されます。
補助金額としては、一戸につき100万〜200万円を上限とし、対象費用の3分の1を補助します。
※三世代同居対応、若者・子育て世帯の場合は150〜250万円
申請受付期間は、以下を予定しています。
- 通年申請タイプ:令和5年5月8日(月)~12月22日(金)
- 事前採択タイプ:令和5年7月中旬~12月22日(金)
国の補助金:介護保険制度(介護を目的としたリフォーム補助金)
介護保険制度とは、要支援・要介護認定された方を対象とした制度で、ご自宅の段差をなくしたり、手すりをつけるなど、主にバリアフリーを目的としたリフォームを行う際に受け取ることのできる補助金です。
この制度は国が実施している制度ではありますが、申請期間が限定されておらず、リフォーム時期にかかわらず受け取れるといった面も特徴のひとつですね。
対象となるリフォーム内容、補助金額・補助率については、以下の通りです。
■リフォーム内容
- 手すりの取付け
- 段差の解消
- 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
- 引き戸等への扉の取替え
- 洋式便器等への便器の取替え
- その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
和式から洋式トイレへのリフォームをお考えの方は、下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『和式から洋式へ!トイレリフォームの費用(相場)・施工の流れを解説!』
■補助金額・補助率
利用者の所得に応じて施工費用の7〜9割(施工費用の上限は20万円)
※費用上限の20万円の施工の場合、最高支給額は18万円となります。
岐阜市の補助金:住宅省エネ改修促進補助金
岐阜市内にある戸建住宅について、高性能建材や家庭用蓄電池などを使用して省エネ改修を行う場合、費用の一部について補助金を受けることができます。国の補助が受けられる「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」の対象となる、ガラスや窓、断熱材などの高性能建材、家庭用蓄電池、家庭用蓄熱設備を使う工事が対象となります。
補助金額は、費用から国の補助を差引いた額を上限として、国からの補助額の10分の1が支給されます。
岐阜市の補助金:建築物耐震化促進に伴う補助事業
岐阜市において、耐震診断で「倒壊する可能性がある」と判定された住宅で、岐阜県木造住宅耐震相談士により設計と工事監理がされる耐震補強工事については、補助金利用できます。
補助金額・補助率としては、120万円未満の工事の場合は工事費の90%、120万円以上の工事の場合は定額60万円に工事費の40%を加算した額が支給されます。
②特定建築物、分譲マンション及び緊急輸送道路沿道建築物耐震補強工事費補助金
危険が及ぶ恐れがある施設及び建築物、災害時に重要な機能を果たす施設について、耐震補強にかかる工事が対象です。1981年5月31日以前に建築された特定建築物(分譲マンション、緊急輸送道路沿道建築物)で、一定の基準を満たす耐震補強工事が対象になります。なお、具体的な基準等については補助申請を行う前に事前相談が必要です。
岐阜県における岐阜県住宅資金助成制度については、岐阜県のホームページをご覧ください。
参考サイト:『岐阜県住宅資金助成制度(利子補給制度)|岐阜県公式ホームページ』
リフォーム補助金に関するよくある質問
Q: 補助金を受けるための条件は、簡潔に何がありますか?
補助金を受けるための条件は、制度ごとに異なりますが、一般的には以下のような条件があります。
- リフォーム内容が補助対象となるものであること。
- 所定の手続きを行い、申請期間内に申請すること。
- 国や地方自治体が設定する基準や基本計画に沿ったリフォームであること。
Q: 補助金の申請方法は何ですか?
補助金の申請方法は、制度ごとに異なります。一般的には、以下の手順で申請します。
- 対象となるリフォーム計画を立てる。
- 所定の申請書に必要事項を記入し、必要書類を添付する。
- 申請書を国や地方自治体に提出し、審査を受ける。
- 補助金の交付が決定したら、リフォーム工事を開始し、完了後に報告書を提出する。
Q: 補助金制度を利用する際の注意点は何ですか?
補助金制度を利用する際の注意点は以下のようなものがあります。
- 補助金制度は予算に限りがあるため、先着順や抽選で決まる場合があります。申請期間を逃さないように注意しましょう。
- 補助金制度には対象となるリフォーム内容や基準が定められているため、事前に確認しましょう。
- 補助金を受けるためには、正確な申請書類の提出が必要です。書類の作成や提出には注意が必要です。
- 補助金の支給はリフォーム工事が完了した後となることが多いため、工事費用の立て替えが必要です。
Q: 補助金以外に、リフォームの費用を助ける制度は何がありますか?
補助金以外にも、リフォームの費用を助ける制度がいくつかあります。例えば、
- 住宅ローン減税制度: 住宅ローンの利子分に対して所得税の控除が受けられる制度です。
- 住宅リフォーム費用の住民税控除: 一定のリフォーム費用に対して、住民税の控除が受けられる制度です。
- 住宅リフォームローン: 低金利でリフォーム費用を借りることができる制度です。
リフォームで「補助金申請できるかも?」と感じたら
居室や水回りなど、古くなった住宅をリフォームする場合は、国や地方自治体からの補助金・助成金制度が利用できる可能性があります。住宅リフォームを依頼する際には、リフォーム業者に「補助金申請が通らないか?」を予め確認しておき、無理のないリフォームプランを立てるのが良いでしょう!
当社では、岐阜県(岐阜市・各務原市・大垣市)を中心に多くの住宅リフォーム実績を重ねて参りました。住宅リフォームをご検討中の方で、
- 補助金・助成金制度が使えるのか気になる
- 具体的にいくら安くなるのか知りたい
という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください!
住宅リフォームにおける実際の流れが知りたい方は、下記ページもあわせてご覧ください!
関連ページ:『住宅リフォームの流れ|岐阜でリフォームならセンス株式会社』