2023.04.20
補助金は使える?洗面所リフォームの費用相場から依頼時の注意点まで解説!
近年古くなった水回りをリフォームする方が増えてきました。特に洗面所・洗面所においては、他の水回りに比べても「安価で工期も短い設備」として、リフォームを検討されている方が多くいらっしゃいます。
そこで今回は、洗面所リフォームにおける費用相場から補助金の活用方法、施工依頼する際の注意点まで詳しく解説していきます!
水回りをまとめてリフォームすることで安く施工する方法については、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『水回り3点セットをリフォーム!費用相場や価格を抑えるポイントを解説!』
目次
洗面所リフォームの費用相場は?
洗面所のリフォーム価格は、一般的には20万円未満で施工できるケースが最も多いですが、リフォーム内容や導入する建材によっては、50万円以上かかってしまう場合もあります。
ここからは、
- 20万円以内でできる施工
- 20万円〜50万円の施工
- 50万円以上の施工
の3種類に分け、「実際にどのくらいの費用感なら、どこまでのリフォームが可能か?」について解説します!
20万円以内でできる施工
洗面台のみの交換や、洗面所付近の壁紙・床材のリフォームの場合、20万円未満でのリフォームが可能でしょう。シンプルなデザインのものや、低価格の内装材を選択すれば、10万円未満でリフォームを行うことも可能です。
またこれらは、施工期間としても数時間から1日で完了するため、私生活に負担がかかることもないといえるでしょう。
20万円〜50万円の施工
洗面台交換や壁紙・床材などの交換を一式行う場合は、20万円〜50万円の施工費用となることが多いでしょう。もちろん洗面台交換のみの工事でも、多機能で高品質なモデルを選択すると、20〜50万円ほどの費用がかかることはあります。
また「床材交換」といっても、床下が湿気によって損傷している場合、別途で床下工事が必要となる場合があるため、事前にリフォーム会社に確認するのが良いでしょう。
工事期間としては、おおよそ1〜4日程度が目安となっています。
50万円以上の施工
高品質な洗面台や内装材を使用したり、大型の収納棚を設置したりする場合には、施工費用が50万円を超えるケースがあります。また洗面所をバリアフリー仕様にする場合や、洗面台を移動させたり、2つ目の洗面所を新設するリフォームも費用が高額になりがちです。
一方でこれらのリフォームにおいては、後述する「補助金制度」を利用できる場合があるので、リフォーム内容をリフォーム業者に事前共有し「補助金を利用できるか?」についても確認しておくようにしましょう!
洗面所リフォームには補助金が使える?
洗面所のリフォームは、国や自治体の補助金が利用できる場合があるので、あわせて確認しておきましょう。ここからは
- 地方自治体におけるリフォーム補助金
- 介護を目的としたリフォーム補助金
上記2項目について、それぞれ詳しく解説していきます。
地方自治体におけるリフォーム補助金
優れた性能の住宅や、子育てしやすい住宅、省エネを目的とした整備を導入する際には、国や各地方自治体から補助金が受け取れる可能性があります。特に一般的なご家庭でリフォームを行われる場合ですと、「省エネ(節水など)を目的としたリフォーム」という面から補助金が支給されるケースが多いでしょう。
補助金が受け取れるかについては、依頼するリフォーム業者に確認するようにしましょう。
介護を目的としたリフォーム補助金
「高齢者住宅改修費用助成制度」という制度を利用して、介護を目的とした洗面所へのリフォーム(バリアフリー)工事を行う場合、補助金の対象となるケースがあります。
高齢者住宅改修費用助成制度の対象となる工事は、以下の6つとされています。
- 手すりの取付け
- 段差の解消
- 滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
- 引き戸等への扉の取替え
- 洋式便器等への便器の取替え
- その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
このうち洗面所のリフォームと深く関係があるのは(1)、(2)の「手すりの取付け」や「段差の解消」といった部分となるでしょう。
また和式から洋式へのトイレリフォームなどもあわせて行うことで、「介護を目的としたリフォーム」として補助金申請が通りやすい可能性もありますので、トイレリフォームをご検討中の方は、こちらもあわせてリフォーム業者に依頼するとよいでしょう。
(5)のように、和式から洋式トイレへのリフォームをご検討中の方は、下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『和式から洋式へ!トイレリフォームの費用(相場)・施工の流れを解説!』
洗面所リフォームで気をつけるべきことは?
洗面所のリフォームは他の水回りと比べて比較的費用や工期を抑えやすいですが、せっかくリフォームするのであればできるだけ失敗は避けたいですよね。ここからは、洗面所リフォームにおいて気をつけるべき事項をご紹介していきます!
洗面ボウルは小さすぎないか
洗面台選びの重要なポイントとして「洗面ボウルの大きさ」があげられます。洗面ボウルが小さいと、顔を洗うときに水がこぼれてしまったり、付けおき洗いをしたいときにスぺースが足りなく感じてしまったりすることがあります。洗面ボウルの大きさも人数や用途に応じて検討するようにしましょう。
収納スペースは十分か
洗面所にはタオルや化粧品、日用品など、さまざまなものを収納しますよね。洗面所リフォームにおいて、洗面台を広くすることに重きを置きすぎた結果「収納スペースが全然足りない…」なんてこともしばしば。
洗面所をリフォームする際には、何をどれくらい置く予定かを踏まえて、収納スペースの大きさを検討するようにしましょう!
他の水回りとの「統一感」は大丈夫か
洗面所リフォームだけに限らず、水回りリフォームにおいて一番大切なことは、他の水回り設備との統一感でしょう。特にトイレや風呂、洗面所というのは隣接した設備となりやすいため、「リフォームによって統一感がなくなった…」ということもよく起こり得ます。
リフォーム業者とも相談しながら、デザイン性や統一感についても検討しておくと、リフォームやリノベーション後の違和感を抑えることができるでしょう!
古いお風呂場もあわせてリフォームしたいとお考えの方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
関連記事:『古いお風呂(浴槽・浴室)のリフォーム費用は?価格相場・注意点を解説!』
コンセントの数は十分か
洗面所ではドライヤーやヘアアイロン、ひげ剃りなど、いくつもの電化製品を置くケースがありますよね。ここで重要となってくるのが、「これらを利用するためのコンセントが用意されているか?」です。洗面所をリフォームする前には、必ず電源やコンセントの位置と数を確認しておくようにしましょう!
当社の施工事例については、下記ページもあわせてご覧ください。
関連ページ:『洗面所・浴室のリフォーム|センス株式会社』
洗面所リフォームの際によくある質問は?
洗面所リフォームの際に考慮すべきポイントは何ですか?
考慮すべきポイントは、洗面台のサイズや種類、収納スペースの確保、照明や換気の改善、床や壁材の選択、水栓の機能やデザイン、バリアフリー対策などがあります。
洗面所リフォームの工期はどのくらいですか?
工事内容にもよりますが、一般的な洗面所リフォームの工期は約1週間程度です。ただし、水道や排水設備の変更が必要な場合は、工期が長くなることがあります。
節水型の水栓や洗面器を選ぶメリットは何ですか?
節水型の水栓や洗面器を選ぶメリットは、水道代の節約、環境への負荷軽減、水不足時の対策などがあります。また、節水型の製品は省エネ効果も期待できます。
洗面所の床材に適した素材は何ですか?
洗面所の床材に適した素材は、滑りにくく、耐水性・耐久性があるものが望ましいです。例えば、タイル、ビニールタイル、クッションフロアなどが適しています。
洗面所リフォームを行う際の業者選びのポイントは何ですか?
業者選びのポイントは、実績や評判、リフォーム内容に対応できる技術力、適正な価格設定、アフターサービスの充実度などがあります。複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することが望ましいです。
洗面所リフォーム後のメンテナンスについて教えてください。
洗面所リフォーム後のメンテナンスとしては、定期的な清掃、排水口の掃除、水栓の点検や取り替え、照明器具の交換や点検、床や壁の補修や掃除などが必要です。これらのメンテナンスを適切に行うことで、快適な洗面所を維持できます。
洗面所リフォームで、統一感のあるおしゃれな空間に!
水回り設備というのは毎日利用する部分ですので、費用面はもちろん、機能性やデザイン性にもこだわりたいですよね!
当社ではこれまで、岐阜県(岐阜市・各務原市・大垣市)を中心に、多くの水回りリフォーム工事を実施してまいりました。
洗面所のリフォームから、雰囲気やデザイン性を重視した水回りリフォームまで、岐阜県でリフォームをご検討中なら、ぜひ一度当社にご相談ください!
「水回りをまとめてリフォームしたい!」という方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!