2階にトイレを増設！リフォーム費用から施工期間、増設が難しいケースも解説！

本記事では、ご自宅の2階にトイレを増設（増築）する際のリフォーム費用から施工期間、また増設が難しくなってしまうケースについても、リフォーム業者目線で詳しく解説していきます！

和式トイレを洋式トイレへリフォームしたいとお考えの方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください！

関連記事：『和式から洋式へ！トイレリフォームの費用(相場)や施工の流れ、補助金・助成金について解説！』

2階にトイレを増設する際の費用相場は？

2階にトイレを設置する場合の費用相場は、増設スペースの確保や配管の接続なども踏まえ、約50万円から70万円程度となることが一般的です。ただし、以下のような条件下では費用が増減する場合がありますので、そちらについても詳しく紹介していきます。

• 排水管との距離を調整する必要がある場合
• トイレの種類にこだわりがある場合

排水管との距離を調整する必要がある場合

給排水管の距離を調整する必要がある場合は、設置費用がかさんでしまう場合があります。これは設置場所と給排水管との距離が遠いほど、配管接続の手間が増えたり、より長い配管の準備などに手間がかかってしまうためです。
そのため、1階のトイレの真上に2つ目のトイレを増設するなど、排水管との距離を考慮した箇所に設置すると費用を抑えることができます。

増設箇所が明確に決まっていない場合は、リフォーム業者の方と相談して「配管をより短くしながら増設する方法はないか？」を確認してみるようにしましょう！

トイレの種類にこだわりがある場合

もちろんですが、トイレの種類やグレードによっても費用が多少異なります。

トイレには主に「タンク式トイレ」と「タンクレストイレ」の2種類があり、タンクレストイレはデザインがスタイリッシュで、タンクがないため省スペースです。
このように「どのくらいの大きさか？」「どういった機能がついているか？」またトイレの大きさによって「トイレスペースを確保するための追加施工は必要か？」などによっても施工費用が増減しますので、こちらもリフォーム前に依頼業者に見積りを請求しておくようにしましょう！

2階にトイレを増設する際の施工期間は？

階段横や部屋の中など、家の内部に新しくトイレを設置する場合の施工日数の目安は5日から7日程度です。

ただし、行う工事の内容によっても多少日数が増減する可能性がありますので、ここからは施工期間が長くなる主な要因について詳しくみていきましょう！

給排水管からの距離が遠い場合

給排水管からの距離が遠い場合、より長い配管が必要となり、配管の取り回しや接続に手間がかかります。そのため新たな配管を設置したり、既存の配管を伸ばす必要があるケースでは、施工期間が延びることが予想されます。

内装工事の規模が大きい場合

一般的に空きスペースにトイレをおくだけであれば数日で施工が完了しますが、増設スペースの確保から行う場合、まずは「既存の壁や床の解体」などが必要となり、施工期間が延びることが考えられます。つまり、工事が単純にトイレの増設のみでは無くなってしまうということですね。

こちらはリフォーム前に依頼業者に確認が行える部分ですので、費用感の確認とともに期間についてもおおよその目安を聞いておくと良いでしょう！

トイレのバリアフリー施工もあわせて行う場合

近年ではトイレリフォームとあわせてバリアフリー設備の設置を検討される方も多くなってきています。バリアフリー化の工事を行う場合は、単純にトイレ増設をする場合に比べて追加の工程が発生しますので、おのずと施工期間も長くなってしまいがちです。

しかしバリアフリー設備を取り入れることによって、国からの補助金・助成金利用の対象となるケースもありますので、施工期間に余裕がある場合はこちらを検討してみてもいいかもしれませんね！

岐阜県（岐阜市）のリフォームにおける補助金・助成金について詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください！

関連記事：『【岐阜市】住宅リフォームで使える補助金・助成金制度について詳しく解説！』

他の水回りに影響が出る心配は？

ご家庭の水回りはすべて同一の配管から水が供給される仕様となっていますので、水回り機器の増設後に「他の水回りに影響が出ないか？」は気になる部分なのではないでしょうか？

結論から言いますと「水が出ない！」などの直接的トラブルに繋がる可能性は非常に低いですが、トイレ増設により「他の水回りの水圧が低下する」といった可能性は、わずかながら考えられるでしょう。

しかしトイレにおいては、既存の水を放水する「貯水式」となっていたり、水を使用するタイミングも流すタイミングの数秒程度ですので、長期的に他の水回りに影響をもたらす心配はないと言えるでしょう。

また最近では、このような他の水回りとの兼ね合いも踏まえ、ご家庭の水回りをまとめてリフォームされる方も多くなってきています。

水回りのトータルリフォームをお考えの方は、ぜひ下記記事も参考にしてみてください！

関連記事：『水回り4点セットのリフォーム費用や相場、補助金・助成金を解説！』

2階にトイレを増設・増築が難しいケースは？

ここまでトイレ増設における基本情報をご紹介しましたが、ご自宅の構造などによっては、そもそもトイレ増設が難しいケースがあるため注意が必要です。ここからは、2階にトイレを増設・増築できないケースについて、以下2つの観点から詳しく見ていきましょう！

• 構造上の制約がある場合
• 給排水管に問題がある場合

構造上の制約がある場合

「建物の老朽化」や「そもそも増設スペースを確保するのが難しい」などといった、建物の構造上、トイレ増設が難しい場合があります。

例えば、木造のご家庭において、床の強度が十分でなかったり、コンクリートや鉄骨造の建物では、柱や梁の位置によってもトイレ増設に影響が出てしまうケースがあるのです。

そのため、まずはリフォーム業者による無料診断などを利用して「そもそも増設できるのか？」を確認するようにしましょう！

給排水管に問題がある場合

トイレ増設には給水管と排水管の設置が必要ですが、既存の給排水管が遠い場合や、新たな給排水管の引き回しが困難な場合があります。もちろん、先に紹介したように追加費用によって解決することがありますが「そもそも配管を回せない」といった場合には、施工が困難になることもあるので、こちらも事前に確認しておきましょう。

 

2階にトイレ増設をする際によくある質問は？

Q：2階にトイレを増設する際に必要な許可は何ですか？

トイレの増設は建築改築の一部となるため、地域や建築基準法によっては建築確認申請や建築許可が必要となることがあります。具体的な要件は地域の建築基準法や自治体の指導によりますので、事前に確認しましょう。

Q：2階にトイレを増設する際、配管はどうすればいいですか？

既存の配管システムに新しいトイレの配管を結合する必要があります。配管工事は専門的な知識と技術が必要なため、ライセンスを持つ配管工事業者に依頼することが一般的です。また、トイレが設置される場所や建物の構造によっては、配管のルートや方法が変わることもあります。

Q：2階にトイレを増設する場合のコストはどれくらいですか？

コストは増設するトイレのタイプ、必要な工事の範囲、選択する資材などにより大きく変動します。一般的には、数十万円から数百万円とされています。正確な見積もりを得るためには、専門の業者に相談するのが最良です。

Q：2階にトイレを増設する際のメリットとデメリットは何ですか？

メリットとしては、家族が増えた場合や、2階に長時間いることが多い家庭では特に便利です。また、ゲストが来た時にプライバシーを保つことができるなど、利便性が向上します。デメリットとしては、初期費用やメンテナンス費用が必要になること、また改築により家の構造に影響を及ぼす可能性があることを考える必要があります。

Q：2階にトイレを増設する場合、どのようなトイレを選べば良いですか？

選ぶトイレは、使用者のニーズ、予算、設置する場所のスペース、そして配管の配置などによります。節水型のトイレや温水洗浄便座付きのトイレなど、様々なオプションがありますので、自身の生活スタイルや家族構成を考慮して選ぶことが重要です。また、バリアフリーの配慮も必要な場合もあります。

 

Q：2階にトイレを増設する際の工期はどれくらいですか？

工事の内容や規模にもよりますが、一般的には数日から数週間かかることが多いです。配管工事や壁・床の改修など、必要な作業によりますので、具体的な工期は業者からの見積もりを参照してください。

Q：既存の2階の部屋をトイレに改築することは可能ですか？

可能です。しかし、その際には部屋の構造、配管の位置、電気設備等を考慮する必要があります。また、部屋がトイレとして適切なサイズとプライバシーを確保できるかどうかも検討する必要があります。

Q：2階にトイレを増設する際、何か特別に注意するべき点はありますか？

重要なのは配管と排水の問題です。正しく設計と設置を行わないと、水漏れや排水不良を引き起こす可能性があります。また、2階ならではの問題としては、床の耐荷重が十分かどうかを確認することも必要です。トイレの設置と使用による重量が、床構造を破壊する可能性がないか確認するためです。これらの点は、専門の建築士や業者に相談しましょう。

他の水回りへの影響も踏まえ、
実績豊富なリフォーム業者に依頼しよう

本記事でもお話したとおり、トイレ増設はスペース確保から配管追加など、他の水回りへの影響も少なからず出てきてしまいます。トイレリフォームがうまくいったように思えても、他の水回りに悪影響が出てしまっては、せっかくのリフォームが台無しになってしまいます。

当社では岐阜県（岐阜市・各務原市・大垣市）を中心に、住宅のリフォームを幅広く手がけています。岐阜県でご自宅のみずまわりリフォームをご検討中なら、ぜひ一度ご相談ください！

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