2023.05.26
キッチンリフォームの失敗例8選!やって良かったリフォーム内容とは?
キッチンリフォームというと、シンクやコンロなど「キッチンそのもの」に目が行きがちですが、実はそれこそが失敗につながる要因となってしまう可能性があります。
本記事では、キッチンリフォームにおいて”よくある失敗”を8つご紹介しますので、キッチンまわりのリフォームをご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください!
リフォームにかかる費用相場・施工期間について詳しく知りたい方は、ぜひ下記記事もあわせてご覧ください!
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目次
キッチンリフォームの失敗例は?
1.家電の配置が悪くなってしまった
「冷蔵庫の置き場所が適切でないと、料理効率が下がる」という話は有名ですが、実はこのような「家電の配置ミス」は、キッチンリフォーム時の典型的な失敗パターンです。そんな配置の失敗を防ぐための考え方に”ワークトライアングル”というものがあり、これは「水道シンク・料理用コンロ・冷蔵庫」の3点を頂点とする三角形の長さの合計が、約510cmとなるように配置するという方法です。
これらは、できるだけ等辺な三角形になるほど、効率的な家事を行うためのレイアウトができるとされています。非常に具体的でわかりやすいため、キッチンのリフォームを計画している方々にはぜひ、おさえておきたい考え方ですね!
2.家電のコンセントが届かなかった
「家電の配置」といえば、コンセントの位置や個数も、配置を決める上での要素となります。キッチンには冷蔵庫の他にも、炊飯器や電子レンジなど、料理を効率化させるさまざまな家電があります。キッチンリフォームの際にこれらの配線について検討しておかないと、リフォーム後に「家電が置けなくなった…!」なんてことにも繋がりかねません。
もちろんキッチンカウンターを使ったり、延長コードを用いて対応できる場合もありますが、リフォームを行うならば、スムーズに使える環境を整えたいですよね。キッチンの周囲に置く家電は増える傾向にありますから、できればコンセントの追加工事も同時に考慮すると、後々スムーズに使えるでしょう。
3.リフォーム後のキッチンが、部屋の雰囲気とマッチしなかった
キッチンリフォームの際に、キッチンまわりだけに注目しすぎてしまうと、お部屋の色や家具や家電の色調との調和が取れず、「キッチンだけが浮いた状態」となってしまいがちです。そのためキッチンリフォームの際には、キッチンまわり全体のデザインを頭に入れながら、リフォームイメージを持つことが大切です。
例えばお部屋が白色の場合は、キッチンも白色で統一することで清潔感が出て、部屋全体が明るく感じられるでしょう。またブラウンや木目調の色彩も人気があります。落ち着いた雰囲気がありながらも、高級感を演出することが可能です。
4.床下収納が不便だった
「少しでも収納スペースを増やしたい!」と思うと、実装したいのが床下収納ですよね。しかしここにも落とし穴があります。というのも、床下収納は物を出し入れするたびに屈(かが)まなければいけないため、ただ物をしまうだけなのに、「いちいち、しゃがんで立ち上がって…」としていては、返って手間になってしまいますよね。
(最終的には、キッチンマットの下敷きになってしまうことも…。)
こうした点を踏まえると、引き出しや戸棚の方が実用的と言えるでしょう。特に、頻繁に出し入れするアイテムをしまう場所としては不向きです。実際に使う頻度やシーンに対しても、具体的なイメージをあらかじめもっておくと、思わぬ失敗を防ぐことができるでしょう。
5.シンクを大きくしたら作業スペースが狭くなった
キッチンリフォームにおいて、意外と失敗につながりやすいのが「シンクを大きくしすぎること」です。さまざまなものを洗うシンクは、もちろん大きければ大きいほど便利ですが、キッチンは基本的に「シンク・コンロ・作業スペース」の3つで構成されてるため、どれか一つのスペースを拡大すると、それに伴い他のスペースが狭くなってしまうのです。
普段どの程度の作業スペースを利用しているか、またどれくらいの洗い物があるのかを把握し、それを基にシンクの拡大を考えると良いでしょう!
6.ゴミ箱の置き場を確保し忘れた
キッチンリフォームを行う上で見落としがちなのが、「ゴミ箱の設置位置」です。リフォームを計画する際、ゴミ箱の置き場所を設計に盛り込むのを忘れてしまうと、後々ゴミ箱をどこに置くべきかという問題に直面してしまいます。ゴミ箱を設置するスペースが確保できなかった場合、最終的にはキッチンから遠い場所に置かざるを得なくなることさえあるのです。
そうならないためにも、リフォームを計画する段階から必ず「ゴミ箱の位置」についてもしっかりと検討しておくようにしましょう!
7.「滑りやすい床材」を選んでしまった
キッチンの床材選びは、一見すると重要度が低いように思えますが「料理中の滑りやすさ」などの観点からも、実は危険を伴う可能性があるので注意が必要です。例えば、キッチンタイルなどを採用すれば、「掃除のしやすさ」や「汚れが目立ちにくい」というメリットがありますが、反対に床が滑りやすくなり、料理中に滑ってしまうリスクがあるのです。
こういった場合には、滑り止め加工が施されたキッチンマットを使用することが効果的ですが、事前に滑りにくい特性を持ちつつ、掃除が容易な床材を選ぶことが重要ですね。
8.暑くて食材が腐ってしまう
キッチンは太陽光が入りやすい、明るい空間を望む方も多いでしょう。しかし、リフォームの際に取り付けた窓が大きすぎると、夏場には「日差しが暑すぎる」「食材がすぐに傷んでしまう」などといった事態にも繋がってしまいます。
そのためキッチンリフォームを計画する際には、レイアウトやデザインだけでなく、環境要因も重視しなければなりません。日光や温度だけでなく、風通しの確保にも注意を払ってください。キッチンの位置に問題を感じている方は、
- キッチンに設置できる空調設備を多くする
- 窓に日よけを設置する
などといった、キッチンの室温調整が可能な内容を検討してみると良いでしょう!
理想のキッチンリフォームで、毎日の家事を快適に!
普段の家事において、料理の時間がしめる割合は、約7割以上とも言われています。そんな料理を行う空間だからこそ、デザイン性や機能性にもこだわった快適な空間となるよう、「失敗しないリフォーム」を心がけましょう!
当社はこれまで、岐阜県(岐阜市・各務原市・大垣市)をはじめとするさまざまなご自宅のキッチンリフォームを行ってまいりました。
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